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2024年 8月 14日 記述式数学の勉強方法
こんにちは!慶應義塾大学 経済学部 経済学科2年の井上啓太です。
がんばってますか!
今回は、
記述式の数学を一体どうやって勉強すればいいのか
をご紹介していこうと思います。
お前文系だろ!!!と言われるかもしれませんが、
一応そこそこ数学はやってきたつもりなので許してください…
というわけで、以下のポイントに絞って僕なりの勉強法と
使用していた教材、成績推移を紹介します。
① 記述式であることの意義
② インプットとアウトプットの割合
③ 解く際の頭の使い方
① 記述式であることの意義
なぜ採点が大変な記述式という形で数学を出すのでしょうか?
僕が考えるに、
数学の本質(大げさな表現ではありますが)への理解度を測りたい
という意図があるのではないでしょうか?
マーク式と異なり、記述式では解答を求めるまでのプロセスにおける
受験者の論理的思考力や発想力が露骨に答案に出ます。
つまり、分かっているようで分かっていない受験生を炙り出すため、
記述式を採用しているわけです。
ゆえに、記述式の試験に挑む皆さんは、
最低限の本質は理解していないと、相手にされないわけです。
②インプットとアウトプットの割合
2番めに、
日々の学習におけるインプットとアウトプットの比率
について述べます。
これも学問に王道なしですから参考程度にとどめて欲しいのですが、
受験生の夏でしたら、2:8~1:9位なのではないでしょうか?
さすがにこの時期にまだ未習の単元や、
未修得の定石や典型例題が残っていては困りますね。
故に、苦手な分野については、
基本の問題集(チャートetc.)に立ち返るのはアリだと思います。
基本的には、
第一志望校の過去問や
レベルの高めな問題集(文プラ、上問精講、やさ理、掌握etc.)
で発想力や解法修得に時間を費やすのが良いのかなぁと思っています。
③ 解く際の頭の使い方
では実際に難問と言われる問題に対峙した時に、
どのような頭の使い方をしていけば良いのでしょうか?
まずは、逆算だと思います。
答えを求めるには、ここの値が欲しいな…てことはここが分かればいいな、
と言ったような考え方は特に図形問題などで有用でしょう。
また、ハイレベルな定石力で瞬殺できる場合だってあります。
しかし、こうしたものでは対応できない問題がいわゆる鬼問、難問と言われるようなものです。
こうした問題には発想力が不可欠ですよね。
こうした力を身に付けるには、普段の受講や演習での解説で
なぜ先生はこの解法をとったのだろうか?
自分のこの解法ではできないのか?(その解法がその時の自分にできる自然な発想だからです。)
を突き詰めるといった地道な作業が重要だと思います。
こうした中で、僕は高2でそこそこの大学の二次試験を
8~9割程度取れるようにはなりました。
第一志望の過去問でも比較的易しめな年度は
満点近くを取れることもありました。
数学はある程度は努力でカバーできる楽しい科目ですので、
あきらめずに頑張ってみてください!
人形町校担任助手 井上啓太
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