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2024年 12月 18日 現在の大学受験の形態について
こんにちは早稲田大学社会科学部4年渡辺大貴です。
受験まで残り1ヶ月を切りました。
出願に当たって受験大学・学部・方式などを調べていると思います。
その中で、「大学・学部の膨大さ」や「方式の複雑さ」に驚く方も少なくないはずです。
そこで、今回は現在の受験形態を取り扱おうと思います。
前提として大学入試には、「国公立一般入試」「私立一般入試」「特別入試(国立・私立含む)」の三種類があります。中でも、今回は、特別入試を除く二つの入試に着目します。
【国立一般入試】
国立一般入試では、一次試験(共通テスト)と二次試験(独自のテスト)の二つの試験から構成されています。(ただ、一次試験と二次試験の割合は、大学によって異なっています。)
そして、二次試験には、前期日程・中期日程・後期日程があります。基本的に、第一志望校は前期日程で受験するという形になります。また、中期日程・後期日程は、実施されていない大学も多く、さらに、受験方式も前期と異なる場合()も多いので、受験校選びをする際は注意してください。
【私立一般入試】
私立一般入試は、大きく分けて「①一般方式」と「②共通テスト利用方式」に区別できます。
※各大学方式の名称は異なりますので注意してください。
①一般方式
当方式では、大学の独自試験を通じて合否が判定されます。そして、一般方式の中にも、「学部別試験」「全学部統一試験」など試験方式が様々あります。
・学部別試験:学部ごとに試験(日程・問題)などが区別されている。
・全学部統一試験:複数学部が、一斉に同日程・同内容で試験を実施。
②共通テスト利用方式
当方式は、共通テストを利用した方式になります。ただ、共通テスト利用の中でも、「共通テストのみ」「共通テスト併用型」などと、独自試験の有無がある大学もあります。また、科目数に関しても、3科目、5科目、8科目など、別れているので、自分の共通テストの受験方式に合わせて、出願しましょう。
③その他:特徴的な受験方式
・「英語外部試験利用型入試」
大学・学部によって外部試験の活用方法は様々です。例えば、外部試験利用によって、独自試験が免除となり、外部試験成績が独自試験の換算得点となることもあります。また、外部試験利用によって、点数が加点される例もあります。以上のように、外部試験利用型入試とは言っても、多様な活用方法があるので、自分に有利な活用方法を調べましょう。
・「得意科目重視型」
受験者の得意不得意を考慮した得意科目重視型受験もあります。具体的には、事前に申請した科目に関しては、配点が高くなるような仕組みなります。
ここまで、国立大学、私立大学と多様な受験方式を挙げてきましたが、
本ブログで拾いきれていない受験方式もいくらかあると思います。
本ブログは、あくまで参考程度に、出願する際は
大学・学部ごとに受験方式の詳細な部分まで必ず読みましょう。
私もそうでしたが、受験方式次第で受験の合否は大きく変わります。
再三の記載にはなりますが、慎重に自分の特徴に合った大学・学部・方式で受験に挑みましょう!
東進ハイスクール人形町校:担任助手渡辺大貴
「参考文献」
– 東進ブックス (2024/3)「夢を叶える大学受験案内」
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