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2024年 5月 8日 学部紹介~総合人間科学部~
皆さんこんにちは!上智大学総合人間科学部心理学科2年 豊田涼平です!
GWが終わって虚無感に襲われています、、、
みなさんはGWで受講や演習を頑張っていたと思うのでとても尊敬しています!
さて、今回は学部紹介です!
私は総合人間科学部という変わった学部に通っているのですが、その中に私が通っている心理学科があります。
それ以外に、社会学科・社会福祉学科・教育学科・看護学科が存在しています。
その中でも心理学科について詳しく話したいと思います!
石黒さんが通っている現代心理学部とは違い、主に心理学全般を学ぶオーソドックスな学科となっています。
ここで、上智大学のHPから、学科の特色を引用したいと思います。
学科の特色
心理学は、人間の〈心〉を科学的アプローチから探究することを目指しています。人間の尊厳を重視し、人間がよりよく生きるには、自らの心の働きを的確に把握し、他者の心の動きを冷静に、しかも温かく見つめること、および現代の精神的問題や社会的問題を捉え直すことが重要です。その基盤となるのは、自らの価値観を相対化し、他者を深く理解する中で、自己と他者の関わりをとらえ直していくことであると考えています。
心理学科では、時代が求める〈心〉を探究する力を養成し、人の〈心〉をとらえるための総合的視野をもつ人材の育成を目指しています。
心理学科
人の「心」とは科学的なものなのか。それとも哲学的なものなのかが曖昧なものです。その定義をしながら、精神問題にアプローチしたり、社会問題の解決に取り組むことが心理学科の真骨頂だと個人的に感じています。
例えば、社会心理学でこんな実験があります。
ある大学の生徒を無作為に抽出しAの文を読むグループ、Bの文を読むグループに分けました。
(A) People who know him consider him to be a rather cold person, industrious, critical,
practical, and determined.
(B) People who know him consider him to be a rather warm person, industrious, critical,
practical, and determined
その後、Peopleの印象を2グループに聞いたところ、Aの方が形式ばっている・かたい・冷酷といった意見が出てきており、Bの方が頼れる人物だという意見が出ました。
実際に上記の様な事は書いていないのにもかかわらず、このような認識の差が出たのはたった1単語の違い(cold/warm)しかありません。
人間は物事を判断するとき、全体を見て判断するのではなく、何か特徴的な事象を勝手に脳がピックアップしてその周辺の認識を自分の偏見(ここではわかりやすくこう呼びます。)で構成するのです。つまり、人間は第一印象が特に大事なのだという事です。
このような実験の論文を読み、日常生活に落とし込みます。
これが心理学科です。
気になったら何でも聞いてください!
東進ハイスクール人形町校担任助手 豊田涼平
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