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2022年 11月 7日 入試傾向分析~早慶理工の数理編~
こんにちは!東京大学理科一類一年の小林優太です!
今回は前回の続きとして、慶應義塾大学と早稲田大学の理工系学部の数学と理科の入試問題の傾向の分析をしていこうと思います!
まずは数学です。
僕自身の経験と周りの人間の様子を見るに、早慶の数学でつまずくのには2つのパターンがあると思っています。
それは「一手目が思いつかず全く手が付けられない人」と「繁雑な計算に屈してミスをしてしまう人」です。
みなさんこれまで「基礎固め」を意識して勉強してこれましたか?
そんなみなさんは自信をもって演習を積んでいってください。みなさんに必要なのは持ってる知識をアウトプットする実践力です。
いろんな問題に挑戦し、復習を重ねることでこれからの時期に大きく伸ばすことができます。
解答を見たら案外難しくなく「なんだそういうことか」とショックを受けた経験はありませんか?
それに立ち向かっていきましょう。
一方で、解法は思いつくのにあまりにも計算が大変…という問題も多々見られます。
このような問題には、まず深呼吸をしてとにかく落ち着きましょう。
そして他の問題の倍くらいの時間をかけても構わないので慎重に確実に答えを合わせましょう。
やはり解法が思いついた問題というのは、取り切りたいのです。全問の解法を思いつく人なんてめったにないので、そこを取り切れるかが合否を分けると言っても過言ではないです。
解ける問題を見極めるのも大事なことなので過去問演習で意識しましょう。
次に理科です。
自分は物理と化学を選択していたので、そちらがメインの話になります。
前提として、時間がとにかく足りません。全部の問題を解き切ることはおろか、目を通そうとすることすら至難の業です。
そしてポイントになるのが、理科の問題は大問の後半になればなるほど難しくなるという事です。
裏を返せば(1)のような前半の問題は決して難しくないのです。
しかし問題文の説明や設定をややこしくすることでそれを難しそうに見せたり、意外な落とし穴に引っ掛けようとしたりしているのです。
また、大問の序盤で間違えてしまい後半まで芋ずる式に間違えてしまった経験はありませんか?
本番でこれをしてしまうのは非常にもったいないです。
これらのことから理科で大切なのは、とくに大問の前半で慎重に問題を読み、できる問題を見極めて正解を重ねることです。
その積み重ねによって合格点に到達できると思っています。
大まかな分析は以上になります。
最後に、大切なのは難しいからできないと断念しないことです。
受けている人のほとんどが(特に本番は)難しいと感じながら受けています。
諦めずに、少しずつできることを重ねて合格をつかみ取りましょう!
人形町校担任助手 小林優太
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