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2022年 10月 19日 入試傾向分析〜早慶理工の英語編〜
こんにちは!東京大学理科一類一年の小林優太です!
今回からは自分が併願校として受験した大学の入試傾向について話していこうと思います。
僕は一般入試の併願校として、慶應義塾大学理工学部学問Dと早稲田大学基幹理工学部学系Ⅱの2つを受験し、無事に両方とも合格することができました。
2校の入試問題の類似点や相違点、それに国立大学との比較を英語、数学、理科の科目ごとに書いていきます。
(長くなりすぎるので2回に分けようと思います。)
まずは英語について、そもそも文章がとても長く、内容が抽象的で専門的です。
これは東京工業大学のような理系用の問題を出題する大学とは似ているのですが、自分の第一志望だった東京大学や京都大学のように理文共通の問題となる大学とはまるで違います。
また、出題される問題としては単語の穴埋めといった知識系のものから、複数の正解を選択する必要のある内容一致のものまで幅広くなっています。
その対策の仕方はみなさんが早慶という大学をどのように位置付けているかによって変わると思うので、それぞれ解説?していきます。
早慶を第一志望に考えている方は、おそらくある程度(10年分ほど?)の量の過去問を解くことになると思います。
その中で必要な知識量を見極め、自分の持っている情報を更新し、知識系の問題を取りこぼさないことが高い正答率の求められる早慶の入試を突破する鍵になると思います。
特に早稲田大学の単語問題は形式が非常に特殊なので、早期からの対策を行うことで確実に得点したいです。
知識量の見極めの具体的な例としては、どの単語は覚えてどの単語は本文から推測するのかというのがあると思います。(例というかこれが一番大切かも?)(理工に限った話ではないかも?)
僕が参考にしていたのは「鉄壁」という単語帳と高速基礎マスターの学部別英単語理工学部編です。
一応僕も英語を得意科目としていたので、わからないことがあったら聞いてみてください。
そして文章全体の理解が問われる内容一致等の問題で完全に正解しきるほど文章を正確に読み切るには、多くの方には時間や情報処理が追いつかないと思われます。
そのような方は文章全体の強弱を意識してみてください。1つ1つの段落の重要性と捉えてもらえればいいかなと思います。そして強いと思った内容をしっかり把握しようとすることが得点アップにつながるはずです。
一方で早慶を国立大学の併願校と考えている方、そもそも戦略として英語の得点をあまり見積もらない方がいいかもしれません。相当癖が強い問題が多いです。
「国立にはそこまでの知識はいらないだろ!」という判断がすごく大切なので、しっかりと内容を問われる部分を落とさないようにしたいです。
その上で鍵になる大問というのが早・慶それぞれに1つずつあると思っています。
慶應では「会話文」と呼ばれる大問です。国立でよくある英作文の派生だと思っています。難解な単語が少なく、場面に対する思考力が大切になります。
早稲田では「数字」の絡む大問があります。こちらも思考力が必要な大門で、問題の趣旨を理解してしまえば高得点が可能になります。
過去問を繰り返しといて綿密な対策をするような時間はあまり取れないと思うので、傾向を知り解くイメージだけでも数回の演習で身につけたいです。
ざっくりとになりましたが、英語の分析はここまでにしようと思います。実際に問題を僕の元に持ってきてもらえれば、より詳しい話もできるので興味のある人はいつでもお待ちしてます。
次回の僕のブログで数学と理科については話そうと思います。
乞うご期待!
人形町校担任助手 小林優太
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